パワーポイントに音声を挿入する方法!音読さんを使ってワンランク上のプレゼンに。
2021年9月13日
パワーポイントのスライドを作っているとだんだんとマンネリ化してきたり、ちょっとした工夫が足りなく感じることがあります。
そこでオススメなのが、スライドに音声を入れること。
ナレーション音声を入れるだけで、プレゼンでの発表が円滑になったり、あっと驚くようなスライドをつくることができます。
パワーポイントに音声ファイルを挿入する方法
動画説明:1分55秒〜
パワーポイントなどのスライドに入れるようの音声ファイル作りは実は簡単です。
用意するもの
- 読み上げたい原稿、
- 音声を入れたいスライド、
- 音読さんのウェブサイトです。
ナレーションを作る
1.読み上げたい原稿を用意
まず、読み上げたい原稿を用意します。
原稿はパワーポイントのノートでもいいですし、別のソフトに用意をしても大丈夫です。
2.原稿を音読さんにコピペ
次に原稿を音読さんにコピペします。
スライドごとなど、ある程度分けて音声ファイルを作ると後の作業が楽です。
3.スライドに挿入
最後にスライドに音声ファイルを挿入していきます。
パワーポイントに音声ファイルを挿入する
動画説明:2分35秒〜
パワーポイントに挿入できる音声ファイル形式は、wma、wav、mp3、m4a/mp4(PowerPoint 2013 以降のみ)、mid/midi、au、aiffです。
音読さんでは、mp3、wav形式でのダウンロードに対応しています。
相性の問題で、音読さんでダウンロードしたmp3形式のファイルを挿入すると、最後の数秒が途切れてしまうことがあります。
そういう時はwav形式のファイルをダウンロードし、挿入するようにしてください。
それでも解決しない場合は、別の形式に変換し挿入をしてみてください。
ツールバーから
- 挿入
- オーディオ
- このコンピュータ上のオーディオ
と選択してください。
すると、音声ファイルを選択する画面が出てくるので、好みの音声ファイルを選択してください。
音声ファイルを選択し、スライドに挿入されると?マークが出てきます。
このアイコンをクリックし、どのタイミングで再生したいかを設定しましょう。
音声ファイルの開始位置の変更
音声ファイルの開始方法を選択するには、ドロップダウンの矢印を選択し、オプションを選択してください。
自動
オーディオ ファイルを配置したスライドに進むと、自動的に再生。
クリック時
アイコンをクリックしたときにのみ再生。
※プレゼンテーションで音声ファイルを再生する方法を選択するには、次のいずれかのオプションを選択してください。
オーディションオプション
スライド切り替え後も再生
すべてのスライドで1つの音声ファイルが再生されます。
停止するまで繰り返す
[再生/一時停止] ボタンをクリックして手動で停止するまで、1 つのオーディオ ファイルが繰り返し再生されます。
再生が終了したら巻き戻す
再生を終了したら音声を巻き戻します。
再生オプションを変更
オプションの変更方法は
?マークを選択し、ツールバーから [再生] タブを選択します。
好みのオプションを選択しましょう。
オプション詳細
トリミング
オーディオをトリミングすることもでき、トリミングしたい場合は、[オーディオのトリミング] を選択し、赤と緑のスライダーを使用してオーディオ ファイルを適切な長さにトリミングできます。
フェードアウト
オーディオをフェードインまたはフェードアウトできます。
[フェードの継続時間] の各ボックスの数値を変更してください。
音量調節
音量を調整するには、[音量] を選択し、希望する設定を選択してください。
パワーポイントで音読さんを使うメリット・デメリット
パワーポイントには他にも音声を入れる方法はいくつかあります。
その中で、あえて音読さんを使うメリット・デメリットは何でしょうか?
メリット
- 使い方が簡単
- ダウンロードが簡単
- 商用利用できる
1.使い方が簡単
音読さんは使い方がとても簡単です。
テキストボックスに読み上げたい文章を入力
読み上げボタンをクリック
たったこれだけで、ナレーションを作ることができます。
音声の種類も数種類あるので、好みの音声を選んでナレーション作成することができます。
2.ダウンロードが簡単
ダウンロードもとても簡単です。
読み上げボタンをクリックした後に出てくる
ダウンロードボタンをクリック
たったこれだけです。
変な広告が出てきたりすることもありません。
3.商用利用できる
仕事で使うとなるとどうしても気になるのが商用利用についてです。
音声合成ソフトでは、商用利用のルールが細かく、ややこしく、商用利用できない場合もあります。
その点、音読さんはとても簡単です。
パワーポイントなどのプレゼンでの利用可能。
無料で利用する場合はクレジット表記をすることで商用利用可能です。
デメリット
- スライドが重くなってしまうことがある
- 無料利用の場合はクレジット表記が必要になる
1.スライドが重くなってしまうことがある
ナレーション音声をmp3やwavで挿入するとどうしてもファイルが大きく、重くなりがちです。
そうすると、スライドのファイルサイズも同じように重くなってしまい、編集しづらいこともあります。
ファイルサイズが大きくなってしまうことが気になる場合は、下で紹介する別の方法を試してください。使い方は少し難しいかもしれませんが、ファイルサイズが大きくなるのは多少防ぐことができます。
2.無料利用の場合はクレジット表記が必要になる
音読さんを無料でプレゼンなどに利用する場合はクレジット表記が必要です。
ビジネスのシーンでそういったクレジット表記が邪魔になってしまうこともあります。
その場合は音読さんの有料会員(980円/月〜)になるとクレジット表記しなくていいという抜け道もあります。
その他の音声挿入方法
音読さんのような音声読み上げサイトを利用してパワーポイントのスライドにナレーションを入れる方法の他に、2種類の方法があります。
- マクロを使って挿入する方法
- パワーポイントの標準機能を使って音声を作り、挿入する方法
マクロを使って挿入する方法
環境
- Windows 10 Home 1909
- PowerPoint for Microsoft 365 バージョン 2008 (ビルド 13127.20409) 64bit
下記サイトで
ノート読み上げ機能を含むPowerPoint
を配布しており、それをダウンロードしてマクロを組むことで音声合成をし、パワーポイントにナレーションを挿入することができます。
詳しい使い方、ダウンロードは下記サイトを確認してください。
https://kunsen.net/2020/09/18/post-3309/
パワーポイントの標準機能を使って音声を作り、挿入する方法
1.パワーポイントに【読み上げ】コマンドを追加します。
①パワーポイントを開いて、クイック アクセス ツールバーの横にある [クイック アクセス ツール バーのユーザー設定] をクリックします。
②「その他のコマンド」を選択します。
2・読み上げる
1で表示した読み上げアイコンを使い、テキストを読み上げてみます。
①読み上げたいテキスト(スライド内のテキストボックス、またはノート)をマウスで範囲選択します。
②【読み上げアイコン】をクリックすると 読み上げが開始されます。
※パワーポイントでは音声のナレーターを変更することはできません。
詳しい使い方は下記サイトを確認してください。
https://www.skyfish.co.jp/blog/news/post-1098
YouTubeの動画でもそうですが、文字ばかりの動画というのは見ていると飽きてきたり文字を読むのが疲れてきます。
そんな時にナレーションがあれば、スライドにもメリハリがつきます!
ぜひ、パワーポイントに音声を挿入していいスライドづくりに役立ててくださいね。
■ AI音声合成ソフト『音読さん』
『音読さん』は初期費用ゼロで利用できるオンラインテキスト読み上げツールです。
- 日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語など約50の言語に対応
- パソコン・スマホどちらからも利用可能
- ビジネス・教育・エンターテインメントなどの用途に対応
- インストール不要でブラウザから即利用可能
- 画像からの読み上げにも対応
利用方法はサイトからテキストを入力するかファイルをアップロードするだけ。 数秒で自然な音声ファイルが生成されます。 5,000文字までの音声合成なら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。
Email: ondoku3.com@gmail.com