音読さんの辞書機能の使い方と注意点。イントネーション調整したものを登録してより便利に
2022年1月23日

こんにちは、音読さんです。
この記事では”辞書”機能の使い方を紹介していきます。
辞書機能はメニューバーあります。メニューバーの"辞書"をクリックすると、辞書ページにリンクします。
辞書機能は会員登録している人のみ、この機能を使うことができます。
音読さんの辞書の使い方
辞書の使い方はとても簡単です。
ただしこの機能は会員登録している方のみが使える機能です。必ずログインした状態で使用してください。
新たな単語を登録する
- メニューバーの中にある辞書をクリック
- 辞書のページにある登録ボタンをクリック
- 単語の欄に変換したい言葉を入力
- よみの欄に変換したい言葉の読み仮名をひらがなやカタカナで入力
- 入力できたら登録をクリック
これで新規辞書登録が完了です。
辞書を編集する
- メニューバーの辞書をクリックする
- 編集したい単語の編集をクリック
- 編集したい部分を訂正する
- 登録をクリック
これで辞書の編集が完了です。
辞書機能を使う際の注意点
「辞書登録したのに、読み方が直っていないじゃないか!」
ということはありませんか?
実は音読さんでは独自のシステムで、”今までに読み上げたことのあるもの(設定・テキスト)”であれば、あなたの過去の読み上げ履歴から音声を呼び出すことができます。
なので、”今までに読み上げたことのあるもの(設定・テキスト)”であれば文字数はカウントされません。
これは、余計な文字数を消費することを防ぐための機能です。
ただし、辞書登録した後であっても”今までに読み上げたことのあるもの(設定・テキスト)”であれば、あなたの過去の読み上げ履歴から音声を呼び出すことになります。
つまり、辞書登録する前の音声が再度再生されてしまい、「辞書登録したのに、読み方が直っていない!」となってしまいます。
- 1文字でも良いので読み上げテキストを変更する(句読点を1つ余分に入れるなど)
- 過去の読み上げデータを履歴から削除
することで、新しく音声データが作成され、辞書機能が有効な読み上げを実感することができます。
日本語の音声読み上げにはユーザー辞書機能が必須
少しだけ難しい話をします。
日本語の、漢字は表意文字です。日本語のひらがなカタカナは表音文字です。
日本語表音文字と表意文字が入り乱れる珍しい言語のひとつです。
まず、
表意文字(ひょういもじ)とは
文字の分類の一。一つ一つの字が一定の意味をもっている文字。漢字や古代エジプトの象形文字など。意字。
引用元:goo辞典
なので同じ漢字であっても文章の流れや文節によって読み方が異なる場合が多々あります。
例:
「生」の読み方は、以下の通りです。
音読み「セイ」「ショウ」
訓読み「いきる」「いかす」「いける」「うまれる」「うむ」「おう」「はえる」「はやす」「き」「なま」「下」の読み方は、以下の通りです。
音読み「カ」「ゲ」
訓読み「した」「しも」「もと」「さげる」「さがる」「くだる」「くだす」「くださる」「おろす」「おりる」
引用元:漢字辞典
これは。音声読み上げソフトにとって、とてつもなく大変なことです。
ある程度アルゴリズムなどを利用して予測し、音声に変換していますが、それも完璧ではないので間違ってしまうこともあります。
英語で使われるローマ字などは表意文字ではなく表音文字です。
表音文字とは
文字の分類の一。一つ一つの字が意味をもたず、音のみを表す文字。かな・ローマ字・梵字など。音節文字と音素文字とがある。音字。音標文字。
引用元:goo辞典
表音文字の場合は音声読み上げソフトにとって、その通りに読めばいいだけなので、日本語のような苦労は少ないです。
書かれている通りに読めばいいので辞書が必要な場面もほぼありません。
日本語はある意味音声読み上げソフト開発者泣かせな言語です。
ですが、今回加わった辞書機能で読み間違いや煩わしさも解決されるに違いありません。
ぜひ、この便利な辞書機能を使ってみてくださいね!
この辞書機能は現状日本語のみの機能です。他の言語での使用はできません。
サイト表示の言語を切り替えると辞書という文字はメニューバーからなくなります。
これからもあなたにとって一番の音声読み上げソフトであれることを誇りに思います。
音読さんをこれからもよろしくお願いします。
Email: ondoku3.com@gmail.com