音読さんの会話・対話機能の使い方。音声合成でリスニング教材や長文作成がもっと便利に!

2022年7月29日

音読さんの会話・対話機能の使い方。音声合成でリスニング教材や長文作成がもっと便利に!

テキストボックスに文字を入力するだけで簡単に音声化することができる音読さん。

読み上げたテキストはその場で聞くだけでなく、音声ファイル(.mp3)としてダウンロードでき、「シンプルで使いやすい!」と、多くの方に使われています。

「会話機能、対話機能がほしい」という要望が以前からありました。

今回、ついに、待望の会話機能が登場しました!

音読さん:会話機能ページ

この記事では、

  • 会話機能の使い方を画像つきで解説
  • 会話機能はどんな用途に使えるのか、の具体例

を紹介していきます。

音読さんの会話機能の使い方

会話機能の使い方はとても簡単です。

  1. 話者を設定
  2. テキストボックスに文字を入力
  3. 会話を追加する
  4. 会話の間隔(間合い)を設定する
  5. 読み上げ・ダウンロード

たったこれだけです。

音読さんで音声合成・機械音声の会話機能を使うには、音読さんに無料会員登録が必要です。

無料会員登録をし、ログインした状態で利用してください。

音読さん無料会員登録はこちら

会話機能はログイン後、設定ページから利用できます。

音読さん会話機能へのリンク

詳しく設定方法や会話の追加方法を解説していきます。

音読さん:会話機能ページ

1.話者を設定

会話機能の話者を設定

初めて会話機能を使用する時に、まず、話者の設定を求められます。話者が設定されていないと、会話を作成できません。

話者の設定は

  • 話者の名前
  • 言語
  • 話者
  • 速度
  • 高低

を好みで設定し、「登録」してください。

話者の名前はご自身が認識しやすくわかりやすいものにすることで、後で会話を追加する際に使いやすくなります。

話者を複数登録することで、登録した話者同士での会話形式にできます。

話者の設定は、設定後に話者一覧ページから編集・削除可能です。

2.テキストボックスに文字を入力

会話機能のTOPページに戻りましょう。

音読さん:会話機能ページ

ここで会話を作成します。

  1. 先程登録した任意の話者を選択
  2. テキストボックスに文字を入力

これで1つのフレーズができました。

実際に入力してみましょう。

音読さんの会話機能

例:

  • アシスタント:これは音読さんの会話機能ページです。
  • 男性の声:会話機能を使いこなすのは難しいですか?
  • アシスタント:いいえ、とても簡単です。
  • 男性の声:会話機能の使い方を教えてください。
  • アシスタント:話者を選んでテキストボックスに文字を入力してください。
    会話を増やす時は、「次に追加」や「最後に追加」を押してテキストボックスを追加しましょう。
  • 男性の声:それなら僕でも使えそうです!やってみます。
  • アシスタント:はい、ぜひ使ってみてください。

推奨文字数について

テキストボックスに入力する文字数は

  • 通常時:5000文字
  • SSMLコード使用時:3000文字

未満を推奨しています。

推奨文字数を超えても読み上げ可能ですが、エラーが発生しやすくなり読み上げできない場合もあります。

3.会話を追加する

テキストボックスを追加

1つのフレーズができたら、次のフレーズを追加していきましょう。

会話の追加方法は2つあります。

  1. 次に追加
  2. 最後に追加

1.次に追加

”次に追加”ボタンを押した「話者」の設定を保持したまま、すぐ真下に新しいテキストボックスを追加できます。

2.最後に追加

”最後に追加”ボタンを押した「話者」の設定を保持したまま、一番最後に新しいテキストボックスを追加できます。

テキストボックスの移動は▲▼ボタンを押すと1つずつ移動することができます。

テキストボックスの移動

4.会話の間隔(間合い)を設定する

間隔の設定

会話機能では1つのフレーズの間に、間隔(間合い)を設定できます。

  • 間隔:○○ms

の○○に任意の数字を入れてください。

ms=ミリ秒です。

1秒=1000秒
3.5秒の間合いを入れたい場合、「3500」と入力してください。

日常会話でもAさんが話をした後に、Bさんが間髪をいれず話しをする、ということはあまりありません。適度な間合いを入れることで自然な会話になります。

間隔(間合い)はそれぞれのフレーズごとに設定が可能です。

5.読み上げ・ダウンロード

会話機能の読み上げボタン

すべてのフレーズを入力できたら、読み上げボタンを押します。これで1つの音声ファイルとして読み上げができます。また、MP3ファイルも1つのMP3ファイルとしてダウンロードが可能です。

編集時の文字数消費の仕方

今までの音読さんの読み上げでは、1文字でも編集をして再度読み上げボタンを押すと、再度すべての文字数を消費して読み上げされました。

ですが、会話機能を使えば

  • 1つのフレーズのみ編集をすると、
  • 1つのフレーズ分のみの文字数を消費して読み上げ

というふうになり、文字数の消費を節約できます。

例)

  • フレーズ1:300文字
  • フレーズ2:100文字

消費文字数=400文字

フレーズ2:のみ200文字に編集⇒読み上げ

  • フレーズ1:300文字
  • フレーズ2:200文字

合計文字数は500文字だが、フレーズ2の新たな文字数、200文字のみを消費し読み上げ

会話機能の具体的な使用例

会話機能を使えば

  • 2人や3人など、複数人での掛け合いの会話
  • 日本語と英語など複数の言語を1度に音声化
  • ものすごい長文を一気に音声化

など、様々な使い方ができます。

2人や3人など、複数人での掛け合いの会話

  • ゆっくり解説・ゆっくり茶番劇系の動画
  • プレゼンでの会話形式音声

ゆっくり解説・ゆっくり茶番劇などの2人の掛け合い動画向けの音声が作りやすくなります。
2人の掛け合いだけでなく、もっと複数人での掛け合い、10人や20人でも、実質何人でも掛け合いを作ることができます。
アイディア次第で可能性がぐっと広がりました。

日本語と英語など複数の言語を1度に音声化

  • リスニング教材
  • 多言語マニュアル

リスニング教材(英語→日本語→英語→日本語)などが、作りやすくなります。
今までは1回の読み上げでは1つの言語でのみ読み上げでした。そのため、リスニング教材のようなものは1回1回設定を変えて読み上げをする必要がありました。
ですが、会話機能を使えば一気に複数言語での読み上げが可能になります。
もちろん英語だけでなく、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語など、どんな言語、どんな話者でも1つのMP3にして再生することができます。

ものすごい長文を一気に音声化

  • 校正作業
  • オーディオブック

オーディオブックなどが作りやすくなります。
音読さんの推奨文字数以上になるとエラーが発生しやすい問題を回避できます。長文を一気に音声化でき1つのMP3としてダウンロード可能。

思い思いの使い方で可能性が無限大になった音読さんの会話機能。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、使ってみると思った以上に簡単です。案ずるより産むが易し。まずは、会話機能を使ってみてください。

いろんな使い方ができてとても楽しい機能です!

ぜひ、音読さんの会話機能を使ってあなたの新しい挑戦に役立ててください。
 

音声読み上げソフト「音読さん」は、無料で毎月5000文字をAI音声で読み上げできます。 MP3を簡単にダウンロードできて、商用利用も可能です。 無料登録をすると毎月5000文字まで無料でテキストを音声に変換できます。 今すぐ音読さんを試す。
HP: ondoku3.com
Email: ondoku3.com@gmail.com
関連記事

音声読み上げソフト音読さん。インストール不要で誰でも無料で利用できる音声読み上げサービスです。 無料登録をすると毎月5000文字まで無料できます 今すぐ無料登録