【2025年最新】バーチャルミュージアム10選!VRや音声ガイドで楽しめる博物館・美術館を徹底解説
2024年12月26日
VR空間や音声ガイドで、博物館や美術館を楽しむことができるバーチャルミュージアム。
PCのブラウザから楽しめるバーチャルミュージアムや、VRゴーグルを装着して体験できるバーチャルミュージアムが続々と登場しています。
バーチャルミュージアムなら、博物館や美術館に来るのが難しい、遠方や外国に住んでいる方にも魅力をアピールすることが可能。
長期間の展示が難しい貴重な作品や文化財を、バーチャル空間の視覚的な展示や音声ガイドでいつでも・どこでも鑑賞できるので、アーカイブ性も抜群です。
この記事では、バーチャルミュージアムのメリットやポイント、おすすめのバーチャルミュージアムについて解説します。
バーチャルミュージアムならではの利点を活かして、貴重な文化財や美術作品を広くアピールしてみませんか?
バーチャルミュージアムにおすすめのAI読み上げサービス
バーチャルミュージアムの音声ガイドを作るなら『音読さん』がおすすめ!
『音読さん』は最新AIでプロ並みの聞き取りやすい音声を生成できる読み上げサービス。
テキストを入力するだけのかんたん操作で、スピーディに音声を読み上げできます。
世界中の人が訪れるバーチャルミュージアムは多言語対応がとても大切。
日本語・英語をはじめ48言語に対応した『音読さん』なら、かんたんにネイティブ発音の多言語音声ガイドを作成可能です。
バーチャルミュージアムの音声ガイドに『音読さん』を使ってみませんか?
バーチャルミュージアムとは?
世界中の博物館や美術館の間で導入が進んでいるバーチャルミュージアム。
まずは、バーチャルミュージアムについてかんたんに解説します。
博物館・美術館の新しい形 バーチャルミュージアム
バーチャルミュージアムとは、360度カメラやフォトグラメトリ、バーチャル空間(VR空間)やメタバースを活用した博物館・美術館のこと。
3Dで再現したバーチャル空間や、展示についての音声ガイドを使って、いつでも、どこでも鑑賞することが可能です。
バーチャルミュージアムは、国内・国外のさまざまな博物館が導入を進めています。
場所にとらわれないバーチャルミュージアムは、インバウンド観光客など多くの人に博物館・美術館をアピールするのにもぴったり。
貴重な作品や、すでに失われた文化財をバーチャル空間で再現して、多くの人に鑑賞してもらうことも可能です。
バーチャルミュージアムの種類
バーチャルミュージアムにはいくつかの種類があります。
現実の博物館・美術館を再現したバーチャルミュージアム
360度カメラやフォトグラメトリ、音声ガイドといった技術を使って、実際の博物館・美術館の展示を再現したバーチャルミュージアムです。
来館する前に展示内容を確認できるので、遠方の来館者へのアピールや、展示内容のアーカイブに向いています。
バーチャル空間専用のバーチャルミュージアム
現実の博物館・美術館の展示室を再現せず、バーチャル空間専用に制作したバーチャルミュージアムです。
博物館・美術館の展示室や作品の大きさに縛られない、自由な展示が可能です。
バーチャルミュージアムを鑑賞する方法
バーチャルミュージアムには、大きく分けて2種類の鑑賞方法があります。
PCのブラウザで鑑賞
PCのブラウザでバーチャルミュージアムの3D空間を表示する方法です。
PCの画面越しに鑑賞するため臨場感は低めですが、PCさえあればかんたんに鑑賞できるので、より多くの人にバーチャルミュージアムを訪問してもらうのに向いています。
スマートフォンでの鑑賞に対応することも可能です。
VRSNS(メタバース)で鑑賞
VRChatやClusterなどのVRSNS(メタバース)でバーチャルミュージアムを公開する方法です。
VRゴーグルを装着して来館してもらうことで、原寸大での作品鑑賞や、現実世界では不可能な展示の体験が可能です。
※VRSNS(メタバース)はPCの画面からも利用できるので、VRゴーグルを持っていない方もバーチャルミュージアムの鑑賞が可能です。
バーチャルミュージアムのメリット
バーチャルミュージアムには、現実の博物館・美術館にはないメリットが満載です。
たくさんの人にアピールできる
バーチャルミュージアムなら、国内の遠方に住んでいる方や、海外に住んでいる方にも博物館・美術館をアピールできます。
バーチャルミュージアムで作品や展示物を宣伝することで、インバウンド観光客など来館者を増やすことも可能です。
展示内容をそのまま保存できる
博物館や美術館の作品や文化財は、企画展の会期が終わったり常設展を展示替えしたあとも収蔵庫に保管されます。
ですが、展覧会風景やキャプション、大規模なインスタレーション作品をそのまま残すことはできません。
360度カメラやフォトグラメトリでバーチャルミュージアムを作ることで、空間をそのままアーカイブすることが可能です。
貴重な作品・文化財をいつでも展示できる
作品や文化財の劣化が著しい場合、展示期間を短くしたり、展示室の照明を暗くする必要があります。
バーチャルミュージアムなら、貴重な作品・文化財を常時、見やすい状態で展示できます。
高解像度でデジタル化すれば、細部まで拡大して鑑賞可能です。
現実では不可能な展示ができる
現実の博物館や美術館では不可能な展示ができるのも、バーチャルミュージアムならではの特長です。
自然科学博物館では、宇宙や深海を体験したり、人体の中に入ることも。
美術館では絵画作品の中に入ったり、失われた美術品や建築作品を原寸大で鑑賞することも可能です。
現実の企画展や常設展とコラボレーションして、バーチャルミュージアム独自の展示を行うのもおすすめです。
バーチャルミュージアム(博物館・美術館)を作るなら音声ガイド導入がおすすめ
バーチャルミュージアムを制作するなら、360度カメラやフォトグラメトリ、3Dモデルなどの視覚的展示だけでなく、音声ガイドを活用するのがおすすめです。
バーチャルミュージアムに展示キャプションをそのまま表示すると、近寄って読む必要があり不便です。
かといって別画面にテキストを表示すると、作品とテキストを交互に見る必要があります。
音声ガイドを導入すれば、作品や文化財の鑑賞に集中することが可能です。
バーチャルミュージアムではギャラリートークの開催が難しいので、音声ガイドはその点でもおすすめ。
現実の博物館・美術館と違って、プレーヤーやイヤホンなどの音声ガイド機器が不要なのもポイントです。
AI読み上げサービスで音声ガイドをかんたん制作!
音声ガイドを制作するのにおすすめなのが、最新AIを使った読み上げサービスです。
AI読み上げサービスは、プロのナレーター・声優のような聞き取りやすい声で音声ガイド内容を読み上げ可能。
外国語の音声ガイドも制作できるので、世界中の人が来館するバーチャルミュージアムにぴったりです。
おすすめAI読み上げサービス『音読さん』
『音読さん』はバーチャルミュージアムの音声ガイド制作におすすめのAI読み上げサービスです。
最新のAIを使って、聞き取りやすくリアルな声で音声ガイドを読み上げ可能。
日本語、英語をはじめ48言語に多言語対応しています。
しかも『音読さん』は無料で利用可能!
5,000文字まで無料読み上げできるので、いますぐかんたんにバーチャルミュージアムの音声ガイドを制作できますよ。
バーチャルミュージアムを制作するときは『音読さん』を使ってみませんか?
おすすめのバーチャルミュージアム 博物館・美術館10選
世界各国の博物館・美術館が公開しているバーチャルミュージアムから、VRSNS(メタバース)で体験できるバーチャルミュージアムまで、おすすめのバーチャルミュージアム10選を紹介します!
1. 国立科学博物館
日本の博物館・美術館のなかでもとくにバーチャルミュージアムが充実しているのが、東京・上野の国立科学博物館です。
国立科学博物館のバーチャルミュージアム「おうちで体験!かはくVR」では、360度カメラで撮影した3Dビューと、フォトグラメトリによるVR空間で展示を楽しむことができます。
バーチャルミュージアムとはどんなものか知りたい方、はじめてバーチャルミュージアムを体験してみたい方、そして、これからバーチャルミュージアムを導入したい博物館・美術館の方にもおすすめできる、とても質の高い展示です。
2. 大原美術館
岡山県倉敷市の大原美術館も、バーチャルミュージアムが非常に充実しています。
こちらも360度カメラのバーチャルツアーとフォトグラメトリによるVR空間で、日本有数のアートコレクションを鑑賞することが可能。
日本の私立美術館としては有数の歴史を誇る大原美術館ならではの、クオリティの高い展示を体験できます。
動画や音声ガイドのコンテンツも充実しているので、博物館・美術館の情報発信の参考としてもおすすめです。
3. スミソニアン博物館
自然科学系の博物館のバーチャルミュージアムのおすすめが、アメリカ合衆国のスミソニアン博物館。
世界でもっとも有名な博物館のひとつだけあって、バーチャルミュージアムもハイクオリティです。
高解像度の360度カメラ画像で再現されたバーチャルツアーを楽しめるほか、VRゴーグル対応画面に切り替えることも可能です。
モバイル対応で、スマートフォンから鑑賞できるのも特徴です。
4. バチカン美術館
キリスト教・カトリック教会の総本山、バチカン市国にあるバチカン美術館も、とてもクオリティの高いバーチャルミュージアムを公開しています。
高画質の360度カメラで撮影したバーチャルツアーで、システィーナ礼拝堂やバチカン宮殿を彩るルネサンスの芸術家たちの作品を鑑賞可能。
美術書やウェブ上の写真ではわからない、宗教絵画が建築でどのように用いられているかをわかりやすく学ぶことができます。
美術史に興味がある方はぜひ一度訪れることをおすすめするバーチャルミュージアムです。
5. プラド美術館
スペイン、マドリードのプラド美術館も、360度カメラで撮影したバーチャルツアーを公開しています。
ベラスケスやゴヤをはじめ、スペインが誇る美術史上に残る名品を臨場感たっぷりに鑑賞できます。
本やウェブ上の写真ではわからない、作品の大きさや質感を実感できますよ。
ヨーロッパの美術館のなかでもおすすめのバーチャルミュージアムです。
6. ルーヴル美術館
世界でもっとも有名な美術館のひとつ、フランスのルーヴル美術館もバーチャルミュージアムが充実しています。
こちらも、360度カメラで撮影したバーチャルツアーをPC画面で楽しめます。
作品を拡大して鑑賞したり、詳しい解説をチェックしたり、フランスが誇る芸術品のかずかずを味わえる工夫が満載です。
7. 故宮博物院
台北の故宮博物院では、常設展示や企画展を体験できるバーチャルミュージアム「720°VR走進故宮」を公開しています。
360度カメラで撮影したバーチャルツアーの画像は、8kの超高画質。
中国の長い歴史のなかで生み出された貴重な美術品をリアルに体験できます。
言語は英語と繁体字中国語に対応しています。
東洋美術の真髄を知ることのできるおすすめバーチャルミュージアムです。
8. VR宇宙博物館コスモリア
VR宇宙博物館コスモリアは、VRSNS「VRChat」で公開されているバーチャルミュージアム。
人類と宇宙の関係、宇宙開発史、宇宙の活用、宇宙観測、天体や宇宙空間の解説、宇宙物理学まで、バーチャル空間ならではの大ボリュームで展示・解説しています。
VRゴーグルを装着して来館すれば、人工衛星の軌道を訪問したり、月の重力を実際に体験したり、日本の宇宙観測施設スーパーカミオカンデの中に入ることも。
博物館や美術館を運営している方がバーチャルミュージアムを制作するとき参考になるポイントも満載です。
VRSNS(メタバース)で公開されているなかでも最も質の高いバーチャルミュージアムです。
9. メディアアート展「1%の仮想」
メディアアート展「1%の仮想」は、2018年に開催されたメディアアート展覧会です。
現在もVRSNS「VRChat」にバーチャル展覧会として公開されています。
メディアアート展「1%の仮想」の特徴は、バーチャル空間でしか実現できない表現を展示に多数取り入れていること。
「現実と限りなく近いが、現実とは異なる」バーチャル空間ならではの展示を味わえます。
博物館や美術館を運営する方がバーチャルミュージアムを制作するなら、こちらもぜひ一度、VRゴーグルを装着して訪問することをおすすめします。
VRSNS(メタバース)創成期に公開された、バーチャル展覧会永遠の名作です。
10. 中国ミーム博物館 日本語版
中国ミーム博物館 日本語版も、VRSNS「VRChat」で公開されているバーチャルミュージアムです。
日本にもたくさん存在するインターネットミーム。
もちろんお隣の国、中国にもたくさんのインターネット特有のミームや文化があります。
このバーチャルミュージアムでは、中国のインターネット創成期から2020年代までのインターネット文化を非常に高いクオリティで紹介。
スタッフによる中国語の音声ガイドと日本語翻訳字幕も用意されています。
バーチャルミュージアムならではの空間構成は、博物館・美術館のバーチャルミュージアムを制作するときに非常に参考になります。
日本と共通するインターネットミームと中国独自のインターネットミームを体験できる、VRSNS(メタバース)ならではの大規模なおすすめバーチャルミュージアムです。
■ AI音声合成ソフト『音読さん』
『音読さん』は初期費用ゼロで利用できるオンラインテキスト読み上げツールです。
- 日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語など約50の言語に対応
- パソコン・スマホどちらからも利用可能
- ビジネス・教育・エンターテインメントなどの用途に対応
- インストール不要でブラウザから即利用可能
- 画像からの読み上げにも対応
利用方法はサイトからテキストを入力するかファイルをアップロードするだけ。 数秒で自然な音声ファイルが生成されます。 5,000文字までの音声合成なら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。
Email: ondoku3.com@gmail.com