音声マークアップ言語(SSML)使用時に発生しやすいエラーと回避策
2022年7月28日
音読さんでは音声マークアップ言語(SSML)を使用し間合いの調整や読み上げ方の変化をつけることができます。
SSML はとても便利な機能で、思いどおりに間合いを調整できるため多くの人が利用している機能です。
SSML について詳しくはこちらをご覧ください。
音声マークアップ言語(SSML)とは。音声読み上げソフトでの使い方と主なコード一覧。
SSML使用時に発生しやすいエラー
SSMLを使用していると、エラーに出くわす場合もあります。
最もよくあるエラーが
- SSMLの入力ミスで「入力したテキストに問題があります」となり、読めない。
- 「大なり小なりブレイクタイム」など、タグが機能せず読み上げられてしまう。
これは、SSMLの入力ミスが原因なのでSSMLに間違いがないか確認してください。
よくあるSSMLの入力ミス
ダブルコーテーション(")が全角になっていたり、よく似た別のものになっている
例:<break time=“3s”/>
指定の数字や記号が全角になっている
<break time="3s"/>
余分な記号が入っている
例:<break time="1s"/>>
必要なスラッシュやスペースがない
<breaktime="3s">
SSMLは繊細でコードに1文字でもミスがあると読み上げができなくなってしまいます。
SSML間違いはサポート対象外です。
- 文章の読み飛ばし
- break time コード後での高低エラー
これらのエラーの原因は現在究明中です。
SSMLでエラーが出る原因と回避策
現在分かっている原因は
- ブラウザがinternet explorer、Microsoft Edgeなど非推奨環境
- 3000文字を超える文字数
- SSML を使用している時に記号を使用する
例 &「
などです。
これらのエラーの回避方法は3つあります。
- 推奨環境である Google Chrome で使用する
- 少ない文字数で読み上げ、結合する
- 記号は使用しない
1.推奨環境である Google Chrome で使用する
音読さんの推奨環境は、Google Chrome です。
他のブラウザでも使用することはできますが、エラーが出やすくなる場合があります。
2.少ない文字数で読み上げ、結合する
少ない文字数で読み上げることで、エラーを回避することができます。
短い MP3ファイルでは使い物にならないという場合、後から MP3ファイルを繋げましょう。
外部サイトですが、こちらのサイトで mp3ファイル同士を簡単に結合することができます。
外部サイト:123APPS
- 123APPSにアクセス
- トラックの追加をクリック
- 結合したいMP3ファイルを入れる
- 結合をクリック
- 出来上がったファイルを保存
3.記号は使用しない
SSMLを使用時に記号は別の意味を持ってしまうことがあります。
そのため、SSMLに干渉し読み上げがうまくできないことがあります。
記号が使用できないと読み上げができない
いいえ、そんなことはありません。
記号はひらがなやカタカナ、アルファベットに置き換えることで、狙い通りの読み上げができます。
例えば
& はアンドと表記することができます。
「 は使用せずに 、などの句読点で置き換えることができます。
その他回避方法は随時掲載していきます。
また、エラーの原因が分かり次第随時こちらのページに報告をしていきます。
こういう回避方法があったこういうものが原因でエラーが発生したと言うご報告もお待ちしております。
こちらの記事に追記していきます。
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