インバウンド観光客対応!多言語音声ガイドを無料で作る最新方法とメリット解説
2024年12月17日
いまや博物館や美術館、文化施設で当たり前になった音声ガイド。
でも、日本語しかなかったり、外国語が英語しかない場合が多いのでは?
どんどん増えているインバウンド観光客は、じつは英語が母語の人だけではありません。
英語以外にも、韓国語や中国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語などの音声ガイドを用意することで、より多くのインバウンド観光客に満足してもらうことができますよ。
博物館や美術館、文化施設の来場者を増やすだけでなく、多言語の音声ガイドは日本の文化をより多くの外国人に正しく伝えて、日本に親しみをもってもらうことにもつながります。
この記事では、博物館や美術館、神社仏閣をはじめ、文化施設の音声ガイドを無料で多言語対応する方法を解説します!
多言語の外国語音声ガイドは誰でも無料でかんたんに制作可能。
最新AIを使ってインバウンド観光客をおもてなししませんか?
【無料・インバウンド対応】多言語音声ガイドのためのおすすめAIツール
多言語音声ガイドを作りたい方におすすめのAIツールがあります。
それが『音読さん』です。
『音読さん』は、最新AIで外国語を無料読み上げできるAI音読サービス。
日本語のほか、
- 英語
- 中国語(普通話と台湾華語両対応)
- 広東語
- 韓国語
- タイ語
- マレーシア語
- インドネシア語
- ベトナム語
など、日本へのインバウンド観光客が多い言語にすべて対応しています!
最新AIならではのネイティブ発音で読み上げできるので、インバウンド観光客に聞き取りやすい音声を提供可能。
しかも5,000文字まで無料で読み上げできるので、いますぐ無料で多言語外国語音声ガイドを作ることができますよ。
インバウンド音声ガイドを多言語対応したいときは『音読さん』を使ってみませんか?
博物館・美術館・文化施設に多言語音声ガイドは必須!
博物館や美術館、神社仏閣などの文化施設でどんどん普及している音声ガイド。
でも、日本語と英語しか用意できていない場合も多いですよね。
じつはこれからの音声ガイドは多言語対応がおすすめです!
インバウンド観光客には多言語音声ガイドがおすすめ
「最近、インバウンド観光客が増えたなぁ」と感じることはありませんか?
それもそのはず、インバウンド観光客は実際にどんどん増加。
JNTO(日本政府観光局)の統計によると、2024年10月の訪日観光客数は331万2,000人で、新型コロナウイルスが流行する前の2019年を上回っています。
これからの博物館や美術館、神社仏閣などの観光地・文化施設は、インバウンド対応が必須です。
でも、インバウンド対策は英語だけで十分だと思っていませんか?
同じ統計によると、2024年10月のインバウンド観光客の訪問元の国や地域は、
- 韓国:約73万人
- 中国(中華人民共和国本土):約58万人
- 台湾:約48万人
- アメリカ合衆国:約28万人
- 香港:約20万人
- タイ:約13万人
の順番(訪日数が10万人以上の国・地域)。
そう、韓国語や中国語を母語とするインバウンド観光客が非常に多いんです。
そこで必要になるのが多言語対応。
音声ガイドや掲示物を英語以外にも韓国語や中国語、タイ語で多言語対応することで、より多くのインバウンド観光客を呼び込み、日本文化に親しみを持ってもらうことができるんです。
参考:マレーシア語・インドネシア語・ベトナム語もおすすめ
- マレーシア(約5万人)
- インドネシア(約4万人)
- ベトナム(約5万人)
もインバウンド観光客が多い国です。
マレーシア語・インドネシア語・ベトナム語でも音声ガイドや掲示物を作ると、さらに親切にインバウンド観光客を案内することができます。
多言語音声ガイド3つののメリット
博物館や美術館、文化施設に多言語音声ガイドを導入するとメリットがいっぱい。
多言語でインバウンド観光客をもてなして来場者数・収益性をUPできるだけでなく、オーバーツーリズムのトラブル防止や、施設スタッフの負荷軽減も可能です。
1. 展示内容を多言語解説しておもてなし
博物館や美術館の展示解説は、日本語と英語だけの場合も多いですよね。
展示すべてのキャプションに韓国語や中国語、タイ語を追加するのはとても大変。
そこでおすすめなのが、まずは音声ガイドから多言語対応をはじめることです。
インバウンド観光客に日本の文化を音声で解説することで、より日本のことを好きになって母国へ帰ってもらうことができますよ。
音声を作るときに多言語翻訳した文章を印刷して掲示するのもおすすめです。
2. 鑑賞ルールや拝観ルールを伝えてトラブル防止
博物館や美術館には、
- 展示にこれ以上近づいてはいけない
- 写真を撮ってはいけない
- 写真を撮るときにフラッシュを使ってはいけない
- 飲食禁止
などのルールがありますよね。
また、神社仏閣にも、貴重な文化財や静かな環境を守るための拝観ルールがあります。
インバウンド観光客が増えたことで、文化施設や神社仏閣などの観光地で思わぬトラブルが発生してしまうことがあります。
トラブルの大きな原因が、マナーやルールがうまく伝わっていないこと。
英語だけでなく、韓国語、中国語、タイ語など多言語で情報を伝えることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
「撮影禁止」「飲食禁止」など当たり前の内容以外は、ルールを伝えるのが難しいことが多いです。
神社やお寺の参拝・見学方法など、文化が違う国の人に伝えるのが難しい内容も、多言語音声ガイドならわかりやすくスムーズに伝えることができますよ。
3. スタッフの負荷を軽減
人手不足が続く中で、博物館や美術館、文化施設でもスタッフの仕事がどんどん増えています。
そんななかで、インバウンド観光客の対応を行うのはとても大変。
外国語での対応ができるスタッフを採用するのも非常に難しいですよね。
最新AIで作った多言語音声ガイドで施設を案内することで、インバウンド観光客からの質問が減り、ほかの仕事に注力することができます。
このように多言語音声ガイドは、インバウンド観光客にとっても、博物館や美術館、神社仏閣、文化施設のスタッフにとってもメリットがいっぱい。
よりよい観光スポット作りとトラブル防止、労働環境改善のために、最新AIで多言語音声ガイドを作ってみませんか?
インバウンド向け多言語音声ガイドのおすすめ言語
日本を訪れるインバウンド観光客が多い国・地域では、英語以外の言語が主に話されています。
音声ガイドや掲示物の多言語化におすすめの言語を解説します。
インバウンド観光客が多い国・地域の言葉がおすすめ
インバウンド観光客が多い国・地域で広く使われている言語は以下のとおり。
- 韓国:韓国語
- 中国(中華人民共和国本土):中国語(普通話、簡体字)
- 台湾:中国語(台湾華語、繁体字)
- アメリカ合衆国:英語
- 香港:広東語(繁体字)
- タイ:タイ語
- マレーシア:マレーシア語、中国語(華人)
- インドネシア:インドネシア語
- ベトナム:ベトナム語
このことから、音声ガイドを多言語対応するなら、
- 韓国語
- 中国語(掲示物は簡体字・繁体字両方作るとベスト)
- 広東語
- タイ語
- マレーシア語
- インドネシア語
- ベトナム語
の音声を作成するのがおすすめ。
もしすべて制作する余裕がない場合は、まずは
- 韓国語
- 中国語
だけでも作成するとよいでしょう。
中国語の音声を作成することで、シンガポールやマレーシアなど中国系の方が多い場所のインバウンド観光客にも音声ガイドを利用してもらうことができます。
※香港の広東語話者は中国語(普通話、中国の標準語)も理解できる場合が多いですが、できるだけ広東語音声も作成したほうが親切です。
【多言語対応】インバウンド観光ガイドのためのおすすめAIサービス
『音読さん』は、多言語対応音声ガイドを作るのにおすすめのAI読み上げサービスです。
使い方はとてもかんたん。
AI翻訳した外国語を貼り付けて「読み上げ」ボタンを押すだけで、ネイティブ発音の外国語音声をわずか10秒で作ることができます!
対応言語は48言語。
- 英語
- 中国語(普通話と台湾華語両対応)
- 広東語
- 韓国語
- タイ語
- マレーシア語
- インドネシア語
- ベトナム語
などインバウンド観光客の言語をすべてカバー。
しかも『音読さん』は無料で使えます!
無料で5,000文字まで読み上げ・ダウンロードできるので、多言語音声ガイドをいますぐ作ることができますよ。
インバウンド向け多言語音声ガイドを作りたいときは『音読さん』を使ってみませんか?
多言語音声ガイドの作成方法
大丈夫!
AIツールを活用すれば、ネイティブそのままの文章と音声を誰でも作れます!
ここでは韓国語と中国語を例に、多言語音声ガイドの作り方を解説します。
1. 文章を翻訳する
まず、日本語の文章を多言語で翻訳します。
ここでは例として、
「音声ガイドをご利用いただきありがとうございます。まずはじめに博物館をご利用する際の注意事項です。展示品には手を触れないでください。写真を撮るときはフラッシュを使わないでください。」
という文章を翻訳します。
翻訳方法1:翻訳サイトを使う
一番簡単な翻訳方法が、翻訳サイトを使うことです。
韓国語や中国語は、DeepLのようなアメリカのサービスよりも、韓国・中国のサービスを使うのがおすすめ。
が定番サービスです。
例文を翻訳サイトに入力すると、このようになります。
■韓国語の例
「음성 가이드를 이용해 주셔서 감사합니다. 먼저 박물관을 이용하실 때 주의사항입니다. 전시품은 손대지 마세요. 사진을 찍을 때는 플래시를 사용하지 마세요.」
■中国語の例
「感谢您使用语音指南。首先是使用博物馆时的注意事项。请勿触摸展品。拍照的时候不要用闪光灯。」
このように翻訳されました。
ですが、韓国語や中国語ができる人がスタッフにいない場合、内容が正しいのか、間違っているのかわからないですよね。
そこで、翻訳された文章を入力して、逆に日本語へ翻訳してみます。
■韓国語の再翻訳
「音声ガイドをご利用いただきありがとうございます。 まず、博物館を利用する際の注意事項です。 展示品には手を触れないでください。 写真を撮るときはフラッシュを使用しないでください。」
■中国語の再翻訳
「音声ガイドをご利用いただきありがとうございます。まずは博物館を利用する際の注意事項です。展示品に触らないでください。写真を撮るときはフラッシュを使わないでください。」
このように、大きな間違いはないことがわかりました。
ただし、内容によっては誤訳されてしまうことがあります。
誤訳があった場合は、このように対応しましょう。
- かんたんな表現にする:「ご遠慮ください」→「禁止です」「やめてください」のような平易な表現に置き換えます。
- 固有名詞は鍵括弧をつける:AI翻訳サイトは「固有名詞」のように鍵括弧をつけると、固有名詞だと判断してくれます。
翻訳方法2:AIサービスを使う
じつはもっとかんたんにネイティブの発音を作ることができる方法があります。
それが、ChatGPTやClaudeのようなAIサービスに翻訳してもらうこと。
たとえば「以下の文章をネイティブ発音の韓国語/中国語に翻訳してください。日本語で内容も解説してください」とAIに指示することで、翻訳サイトよりも自然な表現の文章を作ることができます。
画像はAIサービスの「Claude」に例文を翻訳してもらった例です。
このように翻訳してくれました。
■韓国語の例
「오디오 가이드를 이용해 주셔서 감사합니다. 먼저 박물관 이용 시 주의사항입니다. 전시품에 손을 대지 마십시오. 사진 촬영 시 플래시를 사용하지 마십시오.」
■中国語の例
「感谢您使用语音导览。首先,我们来介绍参观博物馆时的注意事项。请勿触摸展品。拍照时请勿使用闪光灯。」
韓国語の表現が「音声ガイド」から「オーディオガイド」を音訳したハングルになっていたり、中国語に「我们来介绍」と主語が補われていたり、より自然な表現になりました。
これまで、翻訳サービスで多言語の文章を作ろうとすると、どうしても直訳のような文章になってしまいがちでした。
AIサービスならその問題を解決できます!
音声ガイドの文章を翻訳するくらいなら無料プランで十分に使えるので、より自然な多言語の文章を作るなら、AIチャットサービスの活用がおすすめです。
※AIチャットサービスで翻訳する場合も、確認のため再翻訳を行うのがおすすめです。
2. 読み上げる
翻訳文章ができたらあとはかんたんです。
『音読さん』のトップページを開いて、音声ガイド用の音声を多言語で読み上げます。
トップページに文章を貼り付けます(ここでは韓国語の例を貼り付けました)。
言語を選びます。
音声を選びます。
※『音読さん』の音声サンプルはこちらで視聴できます。
「読み上げ」を押します。
読み上げが開始します。
読み上げはすぐに完了します(長い音声でも10秒くらいで生成完了します)。
読み上げが完了すると、表示が切り替わって、音声を試聴することができます。
内容が問題なければ、ダウンロードボタンを押してMP3ファイルを保存します。
これで『音読さん』を使って多言語の音声ガイドを作る流れは完了です。
同じ方法で、広東語やタイ語、フランス語やスペイン語などさまざまな言語の音声を作ることが可能!
『音読さん』でインバウンド観光客のための多言語音声ガイドを作ってみませんか?
■ AI音声合成ソフト『音読さん』
『音読さん』は初期費用ゼロで利用できるオンラインテキスト読み上げツールです。
- 日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語など約50の言語に対応
- パソコン・スマホどちらからも利用可能
- ビジネス・教育・エンターテインメントなどの用途に対応
- インストール不要でブラウザから即利用可能
- 画像からの読み上げにも対応
利用方法はサイトからテキストを入力するかファイルをアップロードするだけ。 数秒で自然な音声ファイルが生成されます。 5,000文字までの音声合成なら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。
Email: ondoku3.com@gmail.com